
日 時: 2024年11月9日(土) 13:00~15:00
場 所: カフェ・サンラファエル
(名古屋市西区名駅2-11-8 ファーストビル大樹1階)
地下鉄「名古屋駅」1番出口より北へ徒歩5分
テーマ: 特別とは?
進 行: 荒井 豊
参加費: 飲食代実費(440円~)
定 員: 15名
申 込: 受付中
内 容: 特別という言葉に惹かれたことはありませんか。
「特別な・・・」と聞くとちょっと期待してしまいます。
もしかすると、人は誰しも特別が好きなのかもしれません。
今回は、そんな特別について考えてみたいと思います。
初めての方も歓迎です。
どうぞお気軽にご参加ください
主 催: なごテツ(https://nagotetsu.jimdo.com/)
共 催: カフェフィロ(http://cafephilo.jp/)
テーマ:「特別とは?」
やっと秋らしい毎日が続く昨今、秋という言葉と実際の時期がずれているように感じることも多くなりましたが、これも特別が当たり前になっていくということの過程なのかもしれません。
今回も多くの参加者が集まってくれましたが、
さて、どんな対話が展開されていくのでしょうか。
以下にその対話の内容の一部をご紹介させていただきます。
・売る側の人は格段にいいと思っているが、買う側は何がどの程度いいのかを確認する必要がある言葉。
・相対的なもので基準がはっきりしない。比較する集団によって特別が変わる。
・レアケースなもの
・時間軸においても関係性がある。
たとえば、禁足地は時代によって変わる。
当時の権力者が決めたものは、その権力者がいなくなると禁足地ではなくなることがある。
・万人にとってのレアケース?
自分の体はレアケース、誰にとって特別なのか、自分にとって特別。
他には自分の思った通りに動いてくれる存在はない。
自分の命令に自分の体が動いてくれるのはレアケース
・特別は使われすぎて価値が下がっている。
特別に名前をつけないといけなくなっている。
・至高の存在のような、言葉にすることによって陳腐化するような存在、高次な存在。
口に出してはいけない。
・日常的な特別はポジティブなことに使われる。
英語ではspecial。
・特別にも良い意味と悪い意味の2通りがある。
・面積が測れない新入り、建設業界で使えないと思ったが、職場での揉め事を仲裁するのが上手い。
誰とでも仲良くなれる才能があった。これも特別な才能。
ただ、そういう特殊・特別な才能は見つけるのが難しい。
・自分は自分にとって特別な存在。
自分にとっての自分というところが重要。
・例外的なもの、上位的なものを特別。
辞書的には両方ともあるが英訳すると変わってしまう。
・特別にはZ軸方向のもの、X軸・Y軸がある
・自分にとっての特別はZ軸、特別な人(家族・友人等)はY軸(関係性)、その他の特別な人はX軸。
・上位の概念、たとえば神様。神様の中には特別という概念が入っている。
つまり存在そのものの中に特別が入っているものが特別。
・特別に上下を考えたことがない、全てが横並び。
日本酒とビールとウイスキーは全部特別で上下がない。
・自分にとって特別に関心がある。
自分が特別だというと嬉しい。有一無二なことが特別。
・特別は主観的なもの、他人の特別は私にとっては特別でない。
自分にとって切実、身近なものは特別。家族、恋人は特別なゆえに特別といつもは思っていない。
代替がなく、切実なものが特別。
・特別に上下はない。他と違うだけで悪いわけではない。数字で決められない価値がある。
特別は他と違うだけ。
・能力値ではなく、大切だというだけで特別。
・自分にとって切実なことが特別。
世界一の足の速い人は特別かもしれないかも、自分にとって切実でないから関係ない。
何かが特別+自分にとって切実が特別。
・普通と特別が混じっている。普通だけど私にとっては特別。
一般的には特別だけど、私にとっては普通。
・同じ特別という言葉でも、その人の価値基準で評価が変わってしまう。
場所によっても特別は変わる。
・価値観の中には特別が入っている。自分が大切にしているもの。
・日本語は主語を抜いても通じる。
英語は主語が必要。
主語がなくても私というものを共通で持っている。
英語圏は私のことを言わないと特別性が担保されない。
言語によって特別が変わる。
・神様は特別というのも、キリスト教が信じる特別、他の宗教では特別と思わない。
それを特別とする主体がいるから特別になる。自分が変わってしまえば自分の特別も変わる。
・自分の認識外のものを特別と感じる
・特別は自分の周りに溢れているもに突然スポットが当たったようなもの。
・自分が価値を認めないものでも特別と感じる。
美術館の芸術には、ゴミのように見えるものでも自分にとっては価値がわからなくても特別であることは
わかる。
・特別な存在は作れるもの、力があれば。自分の認識とは関係なく。
・自分が自分を思い通りにできるわけではない。
したくないことを行なってしまうこともある。
してはいけないと思っていてもやってしまう。
特別ではないのでは?
・特別じゃない存在が特別なものを作ることができるのか。
特別じゃない人が特別なものをつくると特別な人になる。
・特別扱いがズルい。
どういう範囲なら許されるのか
・普通の人が見えない特別な内容によって皆から選ばれて特別な人になった。
・自分にとって特別なことを解決してくれる人は特別。
・特別は系譜がある。
その人の言っていることがすごいと言ってくれる人が現れて、評価する人がつながっていくと特別にな
る。それがないと、埋もれてしまう。
・みんなが認めるから特別になる。
みんなが否定すれば特別でなくなる。
・特別はつくることができる。元から特別があるわけではなく、共感で広がっていくものでもある。
・色々な球体があって、自分という球体が他の球体を受け入れればそれが特別となる。
・日本的な特別は温かく包み込むような感じだが外から見た場合(アメリカ)の特別はSpecialではなく、
Excludeつまり外されるという感覚(私たちとは同じでない)でDifferent(異質)であるという捉え方をさ
れるのでかなり気をつけないといけないこと。
・縦軸横軸の中心に個人のValueがないと特別という感覚がでないのではないか。
・死は特別なのでしょうか?
・ありふれた日常です。
・死ほど平等なものはない
・主体によって変わるもの。身近な者が死んだときに初めて身近に感じた。
・戦場では死は日常だが、戦場自体が特別
・少年漫画では死は特別でないが、友人の死は特別。
・私が特別と思うかどうかで、それ以外は関係ない。
自分の死は特別。自分の生死は一回きり。
・昔はお祖父さんやお婆さんが自宅で死んでいったので、死へのプロセスを身近で見聞きできたが、今は病
院で死んでいくので、そのプロセスが身近でない。
今、死が特別なのはそういうことが関係しているのではない
・統計上の死は特別ではないが、ここの死者の事情を追っていけば特別。
・死は特別ではないが、心に刺さっている棘。物語の中に死をおくことで大きな影響を与えることがある。
観念的な死。
・今生きているという感覚がない、ただ死んでないだけ。
いままで死に損なった事は山ほどある。ただ死ななかっただけ。
・統計上の死は特別ではないが、ここの死者の事情を追っていけば特別。
・死は特別ではないが、心に刺さっている棘。物語の中に死をおくことで大きな影響を与えることがある。
観念的な死。
・死は特別ではないが、心に刺さっている棘。物語の中に死をおくことで大きな影響を与えることがある。
観念的な死。
・主流な価値観とは全く別のものを作ることは特別。
・何回も死に損なった経験がある自分は特別なのだろうか、そこに何か意味があるのか考えてみたいと思
う。
・戦場のように人が当たり前のように死んでいく場では死は日常。でも自分の死は特別。
・日本で自殺する人は多い、交通事故で死んでいる人も多い。死者の数ということでいうと紛争での死者よ
りも多いのではないか。(つまり戦争だけが特別でないのでは?)
・自分にとってその人の物語が刺さると特別になる。
・主体によって特別かどうかが決まる。
・相対的な特別、標準から外れてしまった特別。死はどの特別か?
・誰かが、何かを特別として何かをしなさいとする。
・なぜ誰かの死が平等だと思いたいのかというと、人の価値がその人の特性によって違うと思いたくないか
ら。
・特別は現象ではなく認識。死は必ず来るので現象と捉えれば特別ではないがその人が死ぬということは認
識では特別。
・死は自分にとっては特別。死は終わりであるため。
自分にとっては特別だが、今の話のかでは疑問が残る。
・他人の死が特別だと思うのはなぜ。
・自分に近い人の死は喪失感や寂しさがあるから。
・死は特別と思えるのは倫理観的なものではないのか
・多くの人が死ぬのは抽象的観念的なことだが、その中の一人の人生の物語を知れば特別なことになる。
などなど、すべてはご紹介できませんでしたが、活発な対話が展開されたことがお分かりいただけるでしょうか。
次回は今年最後の哲学カフェとなりますが、誰かの特別となりますでしょうか。
(作成: なごテツ世話人 荒井 豊)