第18-2回 哲学カフェ

アイデンティティ
(テーマ当日決定)

2017年7月16日(日)

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カフェ・サンラファエルさまの入り口
カフェ・サンラファエルさま

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日 時: 2017年7月16日(日) 13:00~15:00
     ※ 曜日がいつもと異なります。ご注意ください!

場 所: カフェ・サンラファエル

    (名古屋市西区名駅2-11-8 ファーストビル大樹1階)

     地下鉄「名古屋駅」1番出口より北へ徒歩5分

テーマ: アイデンティティ(テーマ当日決定)

進 行: 井下賢一

参加費: 飲食代実費(440円~)

定 員: 13名

申 込: staff☆nagotetsu.sakura.ne.jp(☆を@に変換してください。)

定員に達しましたら締め切りますので、なるべく事前にお申し込みください。お申込みがない方も席に余裕がある範囲で先着順でお受けします。お早めにいらしてください。
※ 第18回哲学カフェ(7/8(土))へのお申込み多数につき、急遽特別に追加開催することにいたしました。
第18回哲学カフェ(7/8(土))へのお申込みのない方を優先してお受けしますので、ご了承ください。

※定員に達しました。キャンセル待ちを受付中です。

共 催: カフェフィロ

《ご案内》

  今回は、当日、参加者の方たちからテーマ案を募り、その中から皆様と相談して一つに絞ったテーマについて、ともに考えていきます。日頃、悩んでいることや疑問に感じていること、モヤモヤしてすっきりしないことなどから、皆様とともに考えてみたいと思っていることをどうぞ挙げてください。 

 テーマが思いつきそうにない方も、初めての方も、歓迎です。どうぞお気軽にご参加ください。


~記録~

―開催報告―

なごテツ 第18-2回 哲学カフェ

《アイデンティティ》

日時: 2017年7月16日(日) 13:0015:00

会場: カフェ・サンラファエル(名古屋駅東口)

進行役: 井下賢一        参加者: 18

  

今回の哲学カフェもテーマ未定、その場で決めるという展開です。

先週末に引き続いてということなので、どんなテーマが出てくるでしょうか。

 

さて、最初のテーマ選定ですが、ざっと以下のテーマが挙げられ、この中から「アイデンティティ」が選出されました。進行役以外は特に意識していないと思いますが、先週末と同じテーマが出てこなかったことが不思議です。やはり、参加者が違うと意識していることも違うのでしょう。

 

<テーマ候補一覧>

  1. 死について(死生観)
  2. アイデンティティ
  3. マナーについて
  4. 「らしさ」とは?
  5. 日本人とは?
  6. なぜ不倫するのか?
  7. 愛するとは?

以下に対話の内容を連ねます。

  • 日本にいるとあまり実感がない、外国に行くと意識する。内か外か。
  • 自分との違いを感じる。自分とは何かと考える。
  • 外国出身の私が母国で箸を使うようになると、母国の友人から日本人になったねと言われる。
  • 食べ物にアイデンティティを感じる。
    海外の料理人は味噌+牛乳という発想をして、枠にとらわれていない。
    好き嫌いの共有とアイデンティティに関連があるのではないか。
  • 感性の共有も関連があるのではないか。
  • 自分の感性を共有したり認めてくれる人がいないと不安になる。
  • 日本人同士でいると大きな意味での感性を認めてくれる。
  • 共有できるものがグループとしてのアイデンティティなのではないか。
  • 個別の違いが個人としてのアイデンティティ。
  • アメリカに行った時に他者からみた自分と自分から見た自分の違いに戸惑った。
  • 団塊ジュニア世代と言われて、最初はピンと来なかったが、気づけばそれがアイデンティティになっていた。
  • 職業がアイデンティティになっている。
  • アイデンティティと自己像は違う。自己像は自分とはどんな人なのかであって、アイデンティティは時間的要素(過去から現在)、空間的要素(場所や職業等)からなっている。
  • 感性は個人個人で異なるので共有はできないのではないか。
  • 感性が完全一致でないと共有ではない。
  • あるものについて概ね同じ感情を持つのが感性の共有ではないか。
  • 自己像とアイデンティティの違いとをあえて分けて考えなくても良いのではないか。
  • 自分がどういう人間かは、死後に他人が決めるもの。
  • 自分がこうありたいということを人から否定されるとアイデンティが失われているように思う。集団のアイデンティに個のアイデンティが潰されているように感じる。
  • 集団と個の価値観の衝突 個は集団に従うべきなのか。

《休憩》

  • 集団に属することがマイナスと思えば抜ける。
  • 自分のアイデンティティとして自分の属する集団を考える。
  • アイデンティティは選べるものなんだろうか。
  • この親から生まれた、この故郷は変えることができない。こういった変えられないものから派生するアイデンティティがある。
  • 実の親だと思っていたが違ったというようなことがあるように、確実だと思っていたことが変わることがある。
  • どういう目的でアイデンティティを使うかでアイデンティティの意味が変わる。
  • 変化して続けるアイデンティティがあっても良い。
  • ふわふわしているが拠りどころになるものであって欲しいと思うもの。
  • 自分らしく生きるために創り上げていくもの。

 

ここで時間となりました。

 

アイデンティティというものについて明確な答えはありませんでしたが、いろいろな側面については参加者では共有できたのではないでしょうか。

 

今回は初参加の方が半数もいらして顔馴染みの参加者の方たちとともに、対話の場を盛り上げてくださいました。ご参加いただいた皆様 、大変ありがとうございました。

そして、ひと月に2回も会場として使わせていただいたお店の方たちに感謝申し上げます。

 

(作成: なごテツ世話人 荒井豊)


~参加者からのご投稿~

[ご説明] 哲学カフェでのやりとりを多くの皆さまと共有する場として開設します。

イベント終了後2週間程度を目安に、参加者の皆さまからのご投稿を募集します。

当日の感想や、後で気づいたことなどを気軽にお寄せください。

参加者同士のさらなる対話の場としてもご活用ください。

[ご注意] 「ホームページ」欄は、ご記入なしで構いません。

「名前」は匿名や変名でも構いません。(後で変更はできませんので、ご注意ください!)

ご投稿はなごテツが発行および許諾した印刷物や電子媒体で複製・転載する場合があります。

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2017年7月16日(日)

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