日 時: 2017年7月8日(土) 13:00~15:00
場 所: カフェ・サンラファエル
(名古屋市西区名駅2-11-8 ファーストビル大樹1階)
テーマ: 「働く」こととは?(テーマ当日決定)
進 行: 寺井哲治/井下賢一(共同進行に変更しました。)
参加費: 飲食代実費(440円~)
定 員: 13名
申 込: staff☆nagotetsu.sakura.ne.jp(☆を@に変換してください。)
(定員に達しましたら締め切りますので、なるべく事前にお申し込みください。お申込みがない方も席に余裕がある範囲で先着順でお受けします。お早めにいらしてください。)
※定員に達しました。キャンセル待ちを受付中です。 ←キャンセル待ちを終了いたしました。 ↑若干名、追加募集中です!
共 催: カフェフィロ
《ご案内》
今回は、当日、参加者の方たちからテーマ案を募り、その中から皆様と相談して一つに絞ったテーマについて、ともに考えていきます。日頃、悩んでいることや疑問に感じていること、モヤモヤしてすっきりしないことなどから、皆様とともに考えてみたいと思っていることをどうぞ挙げてください。
テーマが思いつきそうにない方も、初めての方も、歓迎です。どうぞお気軽にご参加ください。
―開催報告―
なごテツ 第18(-1)回 哲学カフェ
《「働く」こととは?》
日時: 2017年7月8日(土) 13:00~15:00
会場: カフェ・サンラファエル(名古屋駅東口)
進行役: 寺井哲治/井下賢一 参加者: 16名
さて、今回の哲学カフェはテーマ未定、その場で決めるという展開と今回初めての進行役という組み合わせ。どんなカタチになっていくのか楽しみな回となりました。
まず最初にテーマ選定です。
ざっと以下のテーマが選出されましたが、「働くということとは?」と「老いとは?」の同票決戦の結果、「働くということとは?」が本日のテーマとなりました。
学生さんも何人か参加しておられましたので、関心の高いテーマだったようです。
<テーマ候補一覧>
1.強さとは?
2.好きとは?
3.どうしたら感情をコントロールできるのか?
4.働くこととは?
5.老いとは?
以下に対話の内容を連ねます。
・どのくらいの人がその仕事が好きでやっているのか。
・家族や社会のなかでどのように役に立つかということ。
・成長していく中で働くということが重要な役割をしているのではないか。
働くことで成長を求められている。
・目の前にあることを精一杯やっていくことで自分のやりたいことに出会う。
自分のやりたい仕事など無い。ある程度やってみて初めて面白くなる。
働くことで報酬を得る事によって自由を手にすること。
生活のためだけで働くのがわからない。
・自分が考えてことを実現できるというプロセスがあると達成感があって楽しめる。
・アルバイトやっていてすごく楽しい。
・仕事の場で人間関係で認められる。
働くことで何らかの形で成果を出している。
・働くことの中には、他の人ではできないような、極めるといった世界を突き詰めていく場合がある。
こういた世界ではどこまで行っても満足できないのではないか。
・職場にプロがいるか。
社会には誰かのために何かをする。
極める世界は誰かの為になっているか。
・職人はやり方が違う、違う一点を求めている。
・仕事そのものを求める人、会社の業績を求める人がいる。
・効率を求めると職人の技が必要ないが、新しい世界を求めるところがあるので職人の技が必要。
・プロというのは職人と同じなのか?
・プロジェクトXのような仕事だけではないのではないか。
・お金を稼ぐということをプラスに捉えることも必要。
・報酬をもらうことと儲かる仕事は違う。正当な評価を得るという場合は儲かるとは言わないのでは。
・人と人が繋がることが報酬。
・楽しいと思う条件と苦しいと思う条件が異なる。
・お金が沢山もらえても10年たっても変わらないのは嬉しくないのでは。
・仕事によって体験をもらっている。
・働く場所にいっていることで繋がりや安定をもらっている。
居場所をもらっている。
報酬をもらうことによって何処かに生活の居場所をもらう。
・生活の糧を得るが一義的だが2番め3番目は人によって異なる。
・生き方と働くということがくっついている。
<ここで休憩>
(休憩中も各テーブルで話が盛り上がっていたので、各テーブルで話していたことを聞きました)
・金銭との繋がりを考えないで働くことそのものの意味を聞いてしまったので現実感がなかった。
・プロの定義はそのことをして対価としてお金をもらう。
・仕事が楽しいという話をすると不思議がられる。
・苦しい仕事が25年経った頃から振り切ってしまって楽しくてしょうがない。合っていたらしいが自分では気付けなかった。
ほんとに嫌でできなかったら長くは続かない。
蒔かれた種の何の芽が出るかはその人の個性。
・自分のやりたいこと、会社の求めていることが違っていて、その兼ね合いが難しい。
・合理的にものを判断して生きていけるわけではなく、もがきながら生きている。
ある一定の年月が経って後ろを振り返ってみると足跡が残っている。
そこに何らかの意味を見出さないと人間は生きていけない。そうして頑張って生きていく。
うまくいかないことも多い。この選択を後悔するか、それを一番よい選択にするために何ができるか。
その選択をしたからこれを見つけれれたんだとできるように後悔するなら何か探そう。
・なぜ副業をしないのだろうか。視野が別に持てる。
・専業農家と兼業農家は違う。兼業農家は家で使って残ったものを売る。専業農家は新米は絶対食べない
高く売れるから。
・家族を養うのに必要であれば仕事。
地域社会からある年齢を超えると仕事につく、仕事の中で成長、期待をされる、働く仕事の成果物としての手応え、仕事仲間との間で築かれる関係。
ここで時間となりました。
最後に進行役の方が今回のテーマで語られた内容をまとめてくれました。
初めての進行役でしたが、上手に進めていただきました。
また参加者の方たちの積極的なご発言により、とても充実した場となりました。
世話人一同。感謝の一言です。
(作成: なごテツ世話人 荒井豊)
[ご説明] 哲学カフェでのやりとりを多くの皆さまと共有する場として開設します。
イベント終了後2週間程度を目安に、参加者の皆さまからのご投稿を募集します。
当日の感想や、後で気づいたことなどを気軽にお寄せください。
参加者同士のさらなる対話の場としてもご活用ください。
[ご注意] 「ホームページ」欄は、ご記入なしで構いません。
「名前」は匿名や変名でも構いません。(後で変更はできませんので、ご注意ください!)
ご投稿はなごテツが発行および許諾した印刷物や電子媒体で複製・転載する場合があります。
あらかじめ、ご了承の上、ご投稿をお願いします。
イベント終了後、約2週間が経過しましたので、ご投稿の受け付けを終了いたしました。
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